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  • 2013.08.18 Sunday
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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由

日本とアメリカのマイクロソフトで働いていたことがある中島聡さんの本です。

ブラウザIEを設計したメンバーの唯一の日本人とか。

経営学の本というよりは、中島聡さんの回顧録のような感じですが、非常に面白い内容となっています。

と同時に、現時点で元気な企業の経営についての姿勢を学ぶことができます。
ちょっときになった箇所をメモメモ。

・アップルはCPU、メモリなどのハードウェア部品は外部から調達。実装・製造はそれが得意な台湾、または中国の会社にアウトソース。ソフトウェア+サービスで徹底的な「おもてなし」を提供することにより差別化をはかって成功を収めた。

・iPod nanoは韓国のサムスン電子から大量のフラッシュメモリを破格で調達し、ソニーよりもはるかに安い値段設定をした。

・iPodやMacBookはQuanta ComputerやASUSTeKといった台湾のODMにより製造されている。
※ODMとは相手先ブランドの設計から製造までを手がけること。

・任天堂のWiiは、ソニーがCPUの性能やポリゴン数でマイクロソフトとしのぎを削る争いをしているのをよそに、「ゲームをできるだけ多くの人たちに楽しんでもらうにはどんなものを作ればいいのか」を綿密に計算して作った。

・携帯電話メーカーが直面しているジレンマ。それは、アップルのiPhoneに匹敵するような完成度の高いソフトウェアへの莫大な投資はリスクが高すぎるし、マイクロソフトやグーグルに頼るとおいしいところを持って行かれてしまい、ハードウェアはコモディティ化してしまうという状態。

・アップルはiPod(ハードウェア) + iTunes(ソフトウェア) + iTunes Store(サービス)すべてを提供することで「音楽を楽しむ」というライフスタイルを今までになかったレベルまで高めた。そんなアップルが「家電の新三種の神器」と呼ばれるデジタルカメラ、薄型テレビ、DVDレコーダーという巨大な家電マーケットに対して何をしてくるかは注目。

・光ファイバーがこれだけ普及した今、人口密集地域には光ファイバーで映像を送るほがはるかに経済的。だから、「地上波デジタル」へのシフトはたいへんな税金の無駄遣い。電波で映像を送るのは離島などの僻地だけにしておけばよい。

・インターネットが普及して10年経って、ブログやSNSの普及で明らかになったことは、インターネットの本当の価値はマスに向けた情報を伝えるメディアではなく、個人が情報を発信し、人と人とが様々な形のコミュニティを作ってコミュニケーションするパーソナルコミュニケーションメディアであったということ。

・企業のIT部門からすれば、OSが関係ないウェブアプリケーションのほうが導入コストの面でも圧倒的に優れている。OSのアップグレードで1ユーザーあたり数十万もかかるVistaへの移行は極力避けたい。Vistaでしか動かないアプリケーションの導入などもってのほか。

・2000年のバブル崩壊後、消費者向けのインターネットビジネスで上場に成功した企業が1つもない。YouTubeはグーグルが約160億ドルで買収し、スカイプはebayが約40億ドルで買収。上場ではなく、買収というエクジットが成功を収めるのみ。

・ここ数年のグーグルの躍進や、YouTube、ミクシィといったCGM/SNSサービスの浸透を見ると、勝負はすでにインフラからその上で提供されるサービスにシフトし始めていることは明白。

・ウィンドウズ95発売以来、パソコン関連ビジネスは飛躍的に伸びたが、そこで一番おいしい思いをしたのは、基本ソフトを提供するマイクロソフトとハードウェアの心臓部であるCPUを提供するインテル。ハードウェアはウィンドウズを載せるための箱となってコモディティ化し、パソコンメーカーは絶え間ない値下げ競争にさらされている。

・ソニーの出井氏は「ソニーの一番の的はNTTドコモ」「ソニーが参考にすべきなのはセコムのビジネスモデル」と言っていた。NTTドコモもセコムもハードウェアは売っているが、本業はサービス。ハードウェアを売ったとたんにユーザーとの関係が途切れてしまう「売り切り型ビジネスモデル」の厳しさををいち早く感知していた出井氏のセンスに脱帽。

・(対談での西村博之氏の発言)ブロードバンドだブロードバンドだと騒がれ始めた当時に、ブロードバンドコンテンツなんて存在しなかった。初めてのブロードバンドコンテンツがWinnyだった。日本は今売っている車を全部道路に乗せたら入りきらないと言われている。後先考えない国。

・セコイア・キャピタル(米ベンチャーキャピタル)は資金繰りや経営判断を指導しながら、技術のの芽がちゃんとマーケットに向くように育てている。それに対し、日本の多くのベンチャーキャピタルは、上場して株を売り抜けるのが目的。その違いは大きい。太らせて食べるだけの関係で、将来を一緒に創っていこうというパートナーシップではない。

・スティーブ・ジョブズのようにプロダクトのディテールまでうるさく意見するマイクロマネジメントは組織の経営者としては正しい態度とされていないが、それができるからみんなが動くし、iPhoneも作れる。
日本の企業ではカルチャー的に人がそういうポジションに立つを嫌う。いわば、徳川家康の設計した日本の魂。家康は2度と織田信長が出ないように、それを目的に国家を作った。ジョブズはまさに信長。

・2000年頃、日本の携帯電話は世界では圧倒的に進んでいて最高のポジションにいて、海外に出て行くチャンスは十分にあった。
しかし、当時のNECにとってはアメリカのAT&Tはそれほど重要な相手には見えなかった。なぜなら、NTTドコモは100万台もの規模で買ってくれるのにAT&Tはせいぜい10万台レベルだったから。
その結果、韓国勢がアメリカのマーケットに入り、一気に伸びてきて現在に至っている。

・今、テレビで地上デジタル放送のCMを流すのに、年間数百億円の広告費を使っている。

・アメリカでは技術のことをバッチリ理解しながら経営の深いところまで話せる人が多い。
マイクロソフトの上司はすごかった。スタンフォード大学でコンピューターサイエンスとビジネススクールのダブルメジャーだったり、工学の博士号を取ってからMBAを取得して技術とマーケットの両方について話すことができる人がいた。
アメリカのエンジニアでは、10人のうち2,3人はエンジニアだけどMBAも持っている。「ミニ・スティーブ・ジョブズ」のようにバリバリにビジネスを考えているエンジニアがいる。

・マイクロソフトのような会社ではエンジニアでもビジネスの発想がなければ昇格できない。
トップクラスのエンジニアは給料やストックオプションが副社長と同等になる。そういうエンジニアが200人くらいいて「ゲイツ・クローン」と呼ばれていた。ビル・ゲイツと同じような考え方をして、同じ発想ができなければ、そのグループには入れなかった。
エンジニアでも「この状況ならビル・ゲイツはこう考えるだろうな」と理解しながら、その場で的確な経営阪大を下すことができた人たち。
たとえば、「プログラムはこれこれこんあアルゴリズムで作ろう」といった小さな話ではなく、「ウィンドウズとインターネット・エクスプローラーを組み合わせよう。そのほうがマーケットシェアを取るのに都合がいい」という判断。

・アメリカで会社を作って、ベンチャーキャピタルから資金調達する際には、弁護士代だけはケチるな。
エグジットしたときの差額が大幅に変わってくる。

・インターネット系のベンチャー企業のゴールが、今やグーグルに売却かナスダック上場かという状況になってきている。

・経営的な常識で言えば、グーグルの事業上のコア・コンピタンス(他社に真似できない核となる能力)は検索の周辺にしかない。それ以外は新事業とR&D(研究開発活動)。例えば、新事業ならグーグルドックスはマイクロソフトのオフィスへの挑戦。グーグルブックサーチは投資額が大きいR&Dプロジェクト。

・グーグルはある意味「サーバー側にあるパソコン」を売っている。次々にサーバーを立てて、それを広告収入で時間売りしている。つまり、新しいタイプのハードウェア会社。

・グーグルアースやグーグルブックサーチ、Gmaiは単体では全然利益を出してないけど、ベンチャー企業に対しての参入障壁になっている。ベンチャー企業がベンチャーキャピタルに話をしても「それってグーグルがやるんじゃない?」と言って、簡単にお金を出してくれない。

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  • 2013.08.18 Sunday
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2008年に読んだ本:276冊

僕が速読を勉強した教材です!本は訓練すれば誰でも早く読めます

任天堂DSの川村明宏のジニアス速読術
分厚い参考書や大量の企画書を瞬時に読み取りたい人向け。

テレビドラマ「キイナ〜不可能犯罪捜査官』で菅野美穂さん演じる主人公・春瀬キイナは速読が得意で見たものを一瞬でスキャンしたように記憶する類まれなる才能を持っていて、鋭い観察力で事件を解決していくというストーリーです。
菅野美穂さんは役作りのために実際に速読教室に通い、今までの読書スピードより8倍の速さになったそうです。

1〜2時間で1冊の本を読むことはそれほど難しいことではないです。自分の身近には本を書くほど優秀な人はそれほどいないですよね。読書は優秀な人との対話です。賢人との対話です。


遠い昔、大学への入学は読んだ本の数や種類で決まったそうです。本は一部の金持ちのものであり、そして、本を読んでいる人は頭が良いと見られていたんですね。ライバルより1冊でも多くの本を読めば、その勝負を有利に進めることができます!


また、アメリカ合衆国の歴代の大統領が全員、速読を習得していることは有名な話です。ケネディ元大統領は、朝食前に主要新聞各紙に目を通し、朝食中に主要な資料に目を通していました。
カーター元大統領も、側近達とともに速読のトレーニングを行いペーパーワークが苦にならないまでに上達したと自伝に記しています。
セオドア・ルーズベルト元大統領も、毎朝、朝食前に一冊本を読んでいました。


今の情報化社会では数ある情報の中から必要なものだけを見つけ出したり少ない時間を利用して書籍を読み、知識を増やすことは必要不可欠です。


今日を変えれば明日が変わります。まずは、変化の第一歩を踏み出すことです。


3日で1冊読むと1年間で121冊の本を読むことになります。あなたの周りに1年で100冊以上の本を読んでいる人はいるでしょうか?ほとんどの人はそんな人を見つけることはできないと思います。仮に100冊以上の本を読んでいる人がいたとしたら、その人はどんな人ですか?優秀な人ではないですか?年間100冊の本を読むだけで別人のようにバージョンアップできますよ!「今日を変えれば、明日が変わります!」まずは、いつもと違う第一歩を!


※2009年は数に走らずに良書をしっかりと読んでいこうと思います。
2009年の目標 »


任天堂DS「右脳を鍛える」で有名な川村教授が
ウェブ限定でノウハウを公開!

川村明宏のジニアス速読術
30年以上の速読についての研究と開発の結果を知ることができます。500ページの本を30分で読みたい人向け。

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睡眠時間を削り、ひたすらノートに書いて暗記する方法は時間の無駄です。

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