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  • 2013.08.18 Sunday
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達人のサイエンス―真の自己成長のために

評価:
ジョージ レナード
日本教文社
¥ 1,490
(1994-03)
アメリカ人が東洋の武道や思想について語る本ですね。

本書は1994年発行とかなり前の本です。

「エスクァイア」という雑誌で1987年5月に「Mastery(マスタリー)」というテーマで著者が特集記事を書いたのが元になったようですね。

著者のジョージ レナード曰わく、マスタリー(達人)とは、「初めに困難であったことが、練習や実践を重ねるにしたがい、しだいに簡単で楽しいものに変わっていく不思議なプロセス」であると。

そして、マスタリー(達人)の道にゴールなどなく、その過程そのものがゴールなのである。

また、プラトー(学習が伸び悩んでいる時期で、学習曲線が水平になっている状態)そのものもマスタリー(達人)の一部なんだという、なんとも東洋の武道的なコンセプトに基づいた本です。

これをアメリカ人が書いているというところが、本書の面白いところかもしれません。
いくつか気になった箇所をピックアップします。

まず、あなたは、選手に手本を示すのが上手だと評判になっているインストラクターやプロを探し、週に3回はテニスコートに通おうと決心する。もうこの段階で、あなたはマスタリーの道に立っている。


よほどの例外的な遺伝的障害をもって生まれてこない限り、人は皆、生まれながらにして天才である。我々は正式な指導などまったく受けてなくても、話し言葉の記号体系をマスターできる。


初めて技能を学習する場合はいつでも、短期間の上達のスパートがあり、その直後はだいたい直前のプラトーより少し高めのプラトーに向かってゆっくりと下降する。


マスタリーの旅をするには、自己の技能を磨き上げ、次の段階の能力を得ようと勤勉に練習しなければならない。そして、かなりの時間をプラトーで過ごし、その間はたとえ先が見えなくても、練習を続けなくてはならない。これは、マスタリーの旅の厳粛な事実なのだ。


もし我々ががよき人生、すなわちマスタリー的な人生を送っているのであれば、その大半はプラトーで過ごすことになろう。


プラトーを愛するとは、永遠の「今」を愛することであり、必ず訪れる上達のスパートを楽しみ、達成という果実を味わうことであり、さらにその後すぐに訪れる次のプラトーを澄んだ気持ちで受け入れることなのだ。プラトーを愛するとは、自分の人生における本質的で永続的なものを愛することなのである。


書道を研究すると、それほど器用ではない人が一流の書家になっていることに気づくだろう。かなり器用な人は、ある段階に達すると大きな壁にぶつかることが多い。これは芸術であれ人生であれ、同じことだ。


多くの場合、カセットテープやビデオには思っていたほどの効果はない。なぜなら、学習の本質的な部分は学習者と教える側との相互作用から成っており、その効果は相互作用の回数、質、種類、強さに関係しているからだ。


残念ながら、通常の学校や大学の教室は学習に適した場とはいえない。生徒が20名、30名と机につき、1人の先生が前に座るか立つかして教えるいわゆる「対面授業」は、本来マスプロ教育で大量の学生をうまくさばいていくための方法であり、管理する側の都合によるものだ。
こうした授業では、ほとんどの生徒は受動的になっていて、1人の生徒が各生徒の能力、文化的背景、学習方法を考慮せずに同じスピードで同じ内容を教えている。


「達人」と「達人の道」とは1つのものなのだ。達人の道を旅する者が幸運であれば、この旅人が1マイル進めば目的地は2マイル遠ざかる。(マスタリーの旅人にとっては、道が複雑で深遠であることが幸運なのだ)


マスタリーとは何か?核心を言えば、マスタリーとは練習や実践のことであり、達人の道に留まることなのだ。


後退は何人たちとも避けられない。われわれは誰でも大幅に変化すると、それが後退であれ前進であれ抵抗を受ける。我々の身体や脳、そして行動には、むしろ狭い制限範囲内で同じ事を続け、変化の状態から元に戻ろうとする傾向が本来備わっている。

このように変化に対して均衡状態を維持しようとすることを「ホメオスタシス(恒常性)」と言うそうです。

体温や血糖値など、そして、家族や組織、文化の総体に至るまで身体・物理面の機能だけでなく、心理や行動の面でもあてはまるそうです。

そして、この「ホメオスタシス(恒常性)」は、その変化が良いのか悪いのかを区別できないそうです。つまり、どんな変化でも抵抗するということです。

現状があまりよくないものでも、それを維持しようとしてしまうんですね。これが問題です。

そして、それは会社などの組織にも当てはまります。

ジョージ レナードは次のように説明します。
システムのどこか一部が変化すれば、システム全体も変化しなければならなくなる。だから、もし親しい人たちの中から、あなたの自己改革を陰に陽に妨害しようとする者が出ても、それに驚いてはならない。それは、あなたの邪魔をしたいのではなく、単純にホメオスタシスの作用にすぎないのだから。



もし自分にはマスタリー的な生き方に専念するだけの時間とエネルギーがないと思っているなら、昔の諺を思い出そう。
「何かをやり遂げたいなら、それを夢中でやっている人に尋ねよ。」


人間は使わなければ錆び付いてしまう機械のようなものだ。もちろん使うといっても限界があり、休息をリラックスや健康に欠かせないのだが、人間は一般にエネルギーを使うことによってエネルギーを得ているのだ。30分のエアロビクスが肉体の疲労を癒す最良の薬となることも少なくない。


1つの目標を選ぶということは、多くの選択可能な他の目標を諦めることである。私の友達の1人は29歳の今も人生の理由や目的を探求しているのだが、その彼がこう私に言った。「われわれの世代は、自分の選択の幅は広げたままにしておくべきだという考えで育ってきました。だけど、自分の選択の幅を本当に広げたままにしていたら、結局何もできないですね。」


結局、自由とは制限を受け入れることでやって来るのだ。全部は実行できないが、1つだけなら実行できる。そしてもう1つ、また1つと行動することができるのだ。


あわてて始めてはならない、時間をとって綿密に計画を練ろう。しかし、ぐずぐずしていてはいけない。ゲーテは言った、「あなたにできることが何であれ、どんな夢があるのであれ、まずは始めよ。大胆さの中には非凡な才能があり、活力があり、魔法があるのだ。」


人がケガをするのは目的に対してオブセッシブ(強迫観念に取り付かれたような)になり過ぎたり、実力以上のことをやろうとしたり、今現在自分の身体がどうなっているかを意識していないことが原因なのである。目標を達成する最良の方法は、今を間zねんに生きることである。過去の限界を超えるということには、自分の身体との関係の調整を行うことも含まれている。身体からのメッセージを無視したり拒絶したりしてはいけない。


練習が一貫しているのは、達人の特徴だ。練習を実行が可能な特定の時間と場所で行うことによって、リズムができ、やる気が出て、マスタリーの道を歩み続けられるようになる。練習の前後や最中に、お気に入りの儀式を行うことだって役に立つ。

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  • 2013.08.18 Sunday
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2008年に読んだ本:276冊

僕が速読を勉強した教材です!本は訓練すれば誰でも早く読めます

任天堂DSの川村明宏のジニアス速読術
分厚い参考書や大量の企画書を瞬時に読み取りたい人向け。

テレビドラマ「キイナ〜不可能犯罪捜査官』で菅野美穂さん演じる主人公・春瀬キイナは速読が得意で見たものを一瞬でスキャンしたように記憶する類まれなる才能を持っていて、鋭い観察力で事件を解決していくというストーリーです。
菅野美穂さんは役作りのために実際に速読教室に通い、今までの読書スピードより8倍の速さになったそうです。

1〜2時間で1冊の本を読むことはそれほど難しいことではないです。自分の身近には本を書くほど優秀な人はそれほどいないですよね。読書は優秀な人との対話です。賢人との対話です。


遠い昔、大学への入学は読んだ本の数や種類で決まったそうです。本は一部の金持ちのものであり、そして、本を読んでいる人は頭が良いと見られていたんですね。ライバルより1冊でも多くの本を読めば、その勝負を有利に進めることができます!


また、アメリカ合衆国の歴代の大統領が全員、速読を習得していることは有名な話です。ケネディ元大統領は、朝食前に主要新聞各紙に目を通し、朝食中に主要な資料に目を通していました。
カーター元大統領も、側近達とともに速読のトレーニングを行いペーパーワークが苦にならないまでに上達したと自伝に記しています。
セオドア・ルーズベルト元大統領も、毎朝、朝食前に一冊本を読んでいました。


今の情報化社会では数ある情報の中から必要なものだけを見つけ出したり少ない時間を利用して書籍を読み、知識を増やすことは必要不可欠です。


今日を変えれば明日が変わります。まずは、変化の第一歩を踏み出すことです。


3日で1冊読むと1年間で121冊の本を読むことになります。あなたの周りに1年で100冊以上の本を読んでいる人はいるでしょうか?ほとんどの人はそんな人を見つけることはできないと思います。仮に100冊以上の本を読んでいる人がいたとしたら、その人はどんな人ですか?優秀な人ではないですか?年間100冊の本を読むだけで別人のようにバージョンアップできますよ!「今日を変えれば、明日が変わります!」まずは、いつもと違う第一歩を!


※2009年は数に走らずに良書をしっかりと読んでいこうと思います。
2009年の目標 »


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睡眠時間を削り、ひたすらノートに書いて暗記する方法は時間の無駄です。

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