<< この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) | トップページへ | 英単語ピーナツほどおいしいものはない 銀メダルコース >>

スポンサーサイト

  • 2013.08.18 Sunday
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


村上春樹、河合隼雄に会いにいく

評価:
河合 隼雄,村上 春樹
岩波書店
---
(1996-12)
なぜか急に学生時代によく読んだ村上春樹の本を読みたくなりました。

アマゾンで調べてみると、対談集があったので読んでみました。

そもそも、村上春樹という人物がどんな人物なのかよく知らなかったので、「どんなことをしゃべるんだろう?」と思ったわけです。

僕が村上春樹について気になった箇所をいくつかピックアップしてみます。
僕が小説を書きはじめたときに、先行する小説のスタイルのなかに、真似したいというものがなかったのです。で、何をしたかというと、まず第一に、これまでのいわゆる作家のスタイルとはまったく逆のことをしてみようと思ったのです。まず、朝早く起きて、夜早く寝て、運動をして体力もつくる。文壇にかかわらない。注文を受けて小説を書かない。そういう細かいことを自分のなかで決めて、やってきたのです。
そうしたら、自分としてはけっこううまくいった。ただ、それをずっとやっていると、やっぱりこの社会の中では行き詰まりますよね。それが日本を出るまでの状況だったのです。
ぼくは、小説家になるというのは非常に個人的な行為だと思っていたんですよ。みんな自分の好きなものを書いて、それを持っていって売って、おカネをもらって生活する。誰とも付き合わなくていい。
ところが、そうじゃないのですね。この世界もまた、日本の社会の縮図なんですね。それをぼくは小説家になるまでは知らなかったんですね。だからそれが分かったときは、すごくびっくりしたというか、不思議でした。
そういう日本的な土壌の中で小説を書くことが、僕はものすごく辛くなったんです。現実的に、いろいろ雑用とか、ややこしいことが多すぎたこともありますが、集中して仕事をするということがだんだんむずかしくなってきて、とにかく外国に出て小説を書きたいと思って、この間までアメリカにいたわけですが、申し上げたように、やはり全く違う土壌の中に2年、3年といると、考え方、ものの見方がだんだん少し変わってくるのですね。

村上春樹がなぜアメリカの行ったのか?これには、こんな背景があったんですね。


ぼくは翻訳をずっとやっているのですが、昔は横のものを縦にすることによって、自分が変わっていくという感じがすごくあったんです。それがだんだん少なくなってきたんです。最近は翻訳をやっていても、自分が作家として何かを学びとるというダイナミズムがだんだん減ってきたように思うんです。
ぼくは、生理もリズムも感覚もぜんぜん違う英語の文章を日本語に置き換えていくことで、何かを自分のなかでつくってきたような気がするのです。それがだんだんなくなってきた。それが結果的にどういう総合的な結果になるのか、まだぼくは自分でも分からなくて考えているところなのですが。

母国語ではない言語でものを考えるということは、自分の中にもう1人の自分を創るような行為だと僕は思っています。

日本語の僕と英語の僕はちょっと別人なんです。そんな感覚が面白かったりします。
村上春樹が言う「横のものを縦にすることによって、自分が変わっていくという感じ」という感覚も面白いなぁーと思いますね。


なぜ小説を書きはじめたかというと、なぜだか僕もよく分からないのですが、ある日突然書きたくなったのです。いま思えば、それはやはりある種の自己治療のステップだったのだと思うのです。
20代をずっと何も考えずに必死で働いて過ごして、なんとか生き延びてきて、29になって、そこでひとつの階段の踊り場みたいなところに出た。それでなにか書いてみたくなったというのは、箱庭づくりではないですが、自分でもうまく言えないこと、説明できないことを小説というかたちにして提出してみたかったということだったと思うのです。それは本当に、ある日突然きたんですよ。
それまでは小説を書こうということを考えたことはまったくなかった。ただ働いてきて、ある日当然「そうだ、小説を書こう」と思って、万年筆と原稿用紙を買ってきて、仕事が終わってから、台所で毎日1時間なり2時間コツコツ書いて、それがすごくうれしいことだったのです。自分がうまく説明できないことを小説という形にするということはすごく大変で、自分の文体をつくるまでは何度も何度も書き直しましたけれど、書き終えたことで、何かフッと肩の荷が下りるということがありました。それが結果的に、文章としてはアフォリズムというか、デタッチメントというか、それまで日本の小説で、ぼくが読んでいたものとまったく違ったかたちのものになったということです。

村上春樹は小説家になりたいと思っていたわけではなかったんですね。たしか、早稲田の第一文学部を卒業してから、ジャズ喫茶を経営していたんですよね。

で、29歳に急に小説を書いてみようと思って書いたら、今となっては世界的に著名な作家へ。すごいですねー。僕も小説を書きたくなってきました。。

それと、村上春樹の好きな作家にジョン・アーヴィングという人がいて、その人も体を動かすことが好きで、レスリングのコーチをしているそうです。

村上春樹がインタビューをしようとしたら「時間がないから、いっしょにセントラル・パークを走ろう」と言って、走りながらインタビューしたそうです。

どれだけ健康的な作家なんでしょう?作家というと健康とは正反対のポジションというイメージがありますけどね。

でも、こういう一般的な形とは違う形って好きですね。


次は村上春樹の対談相手の河合隼雄さんの言葉で1つだけおもしろいなぁーと思った箇所があったので、それを引用します。

このあいだ映画の「ガイアシンフォニー(地球交響楽)」というのをつくられた監督の龍村仁さんとお話したのですが、その龍村さんが、ジャック・マイヨールという、海に100メートルも潜る人に、会いに行ったんですね。
それで、マイヨールに「どうして潜るんですか?」と言ったら、「自分はイルカになる」と言う。
それで座って瞑想しているのですね。マイヨールさんは、体力がむちゃくちゃに強いというわけではないんですよ。ふつうのおじさんみたいな人です。ところが、瞑想しているうちにイルカになるのですね。
「自分はイルカになった!」と思ったときに潜るんです。

「ガイアシンフォニー(地球交響楽)」は観たい映画の1つなんですが、近所のレンタルビデオにはないんですよね。。
でも、ジャック・マイヨールを主人公にした映画「グラン・ブルー」は大好きな映画の1つですね。

それにしても、瞑想してイルカになるという感覚ってどんなものなのでしょうか?ヨガでもやってみようかな。


「ガイアシンフォニー」には、おもしろい人たちがいろいろ出てくるのですが、他にはラインホルト・メスナーという、世界の8000メートル級の山に全部、酸素ボンベなしに登った人が出てくるのですね。その人に聞きに行くと、結局、同じことを言うのですよ。「自分は山になる」「山になっているからそこまで行けるんだ」と。そして「頂上に立ったときってどんな感じですか?」と聞くと、「自分は山の頂上になっている」というようなことを言う。だから、酸素が希薄でも生きていられるのはあたりまえな話なんです。

「イルカになる」「山になる」。何か偉業をするには、そのものになることが必要なんでしょう。

僕は何になろうかな??

スポンサーサイト

  • 2013.08.18 Sunday
  • -


2008年に読んだ本:276冊

僕が速読を勉強した教材です!本は訓練すれば誰でも早く読めます

任天堂DSの川村明宏のジニアス速読術
分厚い参考書や大量の企画書を瞬時に読み取りたい人向け。

テレビドラマ「キイナ〜不可能犯罪捜査官』で菅野美穂さん演じる主人公・春瀬キイナは速読が得意で見たものを一瞬でスキャンしたように記憶する類まれなる才能を持っていて、鋭い観察力で事件を解決していくというストーリーです。
菅野美穂さんは役作りのために実際に速読教室に通い、今までの読書スピードより8倍の速さになったそうです。

1〜2時間で1冊の本を読むことはそれほど難しいことではないです。自分の身近には本を書くほど優秀な人はそれほどいないですよね。読書は優秀な人との対話です。賢人との対話です。


遠い昔、大学への入学は読んだ本の数や種類で決まったそうです。本は一部の金持ちのものであり、そして、本を読んでいる人は頭が良いと見られていたんですね。ライバルより1冊でも多くの本を読めば、その勝負を有利に進めることができます!


また、アメリカ合衆国の歴代の大統領が全員、速読を習得していることは有名な話です。ケネディ元大統領は、朝食前に主要新聞各紙に目を通し、朝食中に主要な資料に目を通していました。
カーター元大統領も、側近達とともに速読のトレーニングを行いペーパーワークが苦にならないまでに上達したと自伝に記しています。
セオドア・ルーズベルト元大統領も、毎朝、朝食前に一冊本を読んでいました。


今の情報化社会では数ある情報の中から必要なものだけを見つけ出したり少ない時間を利用して書籍を読み、知識を増やすことは必要不可欠です。


今日を変えれば明日が変わります。まずは、変化の第一歩を踏み出すことです。


3日で1冊読むと1年間で121冊の本を読むことになります。あなたの周りに1年で100冊以上の本を読んでいる人はいるでしょうか?ほとんどの人はそんな人を見つけることはできないと思います。仮に100冊以上の本を読んでいる人がいたとしたら、その人はどんな人ですか?優秀な人ではないですか?年間100冊の本を読むだけで別人のようにバージョンアップできますよ!「今日を変えれば、明日が変わります!」まずは、いつもと違う第一歩を!


※2009年は数に走らずに良書をしっかりと読んでいこうと思います。
2009年の目標 »


任天堂DS「右脳を鍛える」で有名な川村教授が
ウェブ限定でノウハウを公開!

川村明宏のジニアス速読術
30年以上の速読についての研究と開発の結果を知ることができます。500ページの本を30分で読みたい人向け。

川村明宏のジニアス記憶術
睡眠時間を削り、ひたすらノートに書いて暗記する方法は時間の無駄です。

本を買うならアマゾン
サイト内 検索
カテゴリ
カレンダー
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
月間バックナンバー
新着記事
オススメ
オススメ
links
profile
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM
sponsored links